2012年 01月 10日
旅の終わり・・・ |
2012年、1月某日。
ここはどこでしょう?
そう、渋谷駅から少し歩いた裏路地。
「試着したら、間違いなく買うだろうな」と、思っていたのです。
この建物の地下にそのお店はあります。
中学3年、15歳の頃、福岡でショットもどきの「made in コリア」のクソダサいライダースを購入してから、かなりのライダースを「買っては売り、売っては買い」を繰り返してきました。
最後に買ったのが、666時代の「ルイスレザーズ」の復刻版の「サイクロン」。
これは革質、サイズともかなり良く気に入っていましたが、サイズや革が良いだけに、着るたびに「オリジナルが着たい」という思いが強くなり、活動休止中のバンドメンバーでギターを弾いていた先輩のYさんに「友達価格」で買ってもらい僕の「ライダース古着屋巡りの旅」が始まったのです。
しかし、どれだけ店を廻ろうともサイズが合うライダースが無い。
気に入ったデザインがあっても「大きい」か「小さい」かのどちらか。
悲しい思いを何度してきた事か。
しかし本日はいつもと違います。
なぜならネットで見つけたライダース。
サイズを見たところ、着丈、袖丈、胸囲と、数時上ではまさに「ジャストサイズ!!」
そう、ルイスレザーズと言えば、の有名なあのお店です。
覚悟を決め、財布を握りしめお店に入りました。
バイク好きにはたまらない、この空間。
生唾物のライダース達が・・・
そして、試着。
「ヤバい、やっぱりピッタリだ!!」
で、即購入~(笑)
1970年代のルイスレザーズの「ブロンクス」です。
一番の決め手は「ジャストサイズ」だった事ですが、ライダースの旅のテーマはいくつかありました。
①アメリカっぽく着れること。
これは、「ライト二ング」等のジャケットに代表される「ザ・ロンジャン」も嫌いではないのですが、アメカジ好きな僕としてはあまりイギリスっぽいのは避けておこうかと。。。
候補としては「BUCO」や「SHOTT」や「Langlitz」も、当然入っていましたし「Mascot」や無名のブランドでもデザインとサイズが合えば良いと思っていました。
もともとはイギリス好きなんですけど(笑)
②ダブルのライダースであること。
シングルも大好きなんですが、今まで買ったシングルがあまり似合わなかったので・・・
本当はシングルをサラッと着こなせる男になりたいっす。
③「渋なめし」で、「60年代」の物。
この2つが、今回クリアー出来ませんでしたが、それをクリアー出来なくても「欲しい」と思わせてくれるジャケットでした。「渋なめし」に関しては、やはり着込んだ後に擦れた所から茶色が出てくる事に憧れが強くありました。
しかし渋なめしでなくても、昔の革はやはりすごく良いですね。シボの入り方や、不均一の表情等、眺めながら芋焼酎のボトル一本空けれます(笑)
次の「60年代」に関しては、ブロンクス自体が1956年にデビューしたジャケットなので、デザイン的には50年代後半~と言う事で、年代は気にしない事にしましょう。
とりあえず、ジムニーがもうすぐ車検なので、走り収めに革ジャン着てドライブしてみました(笑)
しかし、復刻版の「サイクロン」の時もそうでしたが、イギリスのライダースのジャストサイズを着た時に感じる「しっとり感」は、癖になりますね。
さすがテーラーブランド!!
体にピッタリとフィットし、それでいて動き辛くない!!
いつもの公園までドライブ。
うーん、寒い(笑)
とりあえず、春から着まくろうと思います!!
これにて長く続いていた「ライダース古着屋巡りの旅」終了しましたー!!
by 8390boy
| 2012-01-10 20:57
| ファッション